SAKAE SP-RING 2016に行ってみた!
こんにちは。今日、大学で指から血を流しながらグループディスカッションをしたうどんです。楽しかった。
今回は先日、水無月の4-5日にかけて行われた名古屋のサーキットイベント・SAKAE SP-RING 2016の
"SHE'Sについてレポートします。"
色々弁明しておこう。
まず、初めに今回はライブのレポートになるので、柔らかい表現が欲しいためにこんな感じの論調です。多分今回だけ。
次、サカスプは両日とも大いに楽しませて頂きました。SHIT HAPPENINGが大好きになりました。友人がPOTではしゃぎすぎて、携帯なくしかけました。
けれど、とても濃密だった2日を全てレポートするのはあまりにも過酷なので、今回はSHE'Sのレポートだけということにします。
SHE'Sというバンドをご存知でしょうか?
閃光ライオットで知ったという方も多いと思います。私もその一人。
ご存知でない方は、ぜひYouTubeからお気軽に聞いてください。爽やかで軽やかな素敵な音楽が楽しめます。
話を戻しますが、そんな閃光ライオット3次審査でSHE'Sがやってきたのが名古屋ボトムラインでした。
そして初めて名古屋に来た日らしいです。(サカスプの)MCで言ってた。
当時、中学生だった私は、Vo.Key.のりょうまさんからCDを受け取ったときに、彼が本当にかっこよくて爽やかで「かっこよかったですぅ…」と非常に貧弱な声で惨めにしか言えなかった。今も人生の恥として背負っています。
それから一度だけライブに出向いているのですが、それはまた別の機会に。
リハーサル中、聞こえてきた音楽に「うおお、SHE'Sだぁ」と謎の感動。いやあの時間、きっと友人ドン引きしてた。
ライブが始まっても、感想は「本当にSHE'Sだ…」でした。SHE'Sの音楽がスピーカー越しじゃない、生の演奏だ、と。特にね、今回はとても大切に大切に演奏していたんですよ。
楽器の弦を弾く瞬間も、ドラムを叩く瞬間も、全部物凄い大切そうに弾いていました。今、自分がどこにいるのかよくわかっていませんでした。
照明がキラキラと輝いていて、りょうまさんが歌いながらたくさんの人と目を合わせながらニッコリ頷いて、口が半分空いてたと思われます。
全ての理由はSHE'Sのインディーズとして、最後のライブだったということです。全ては言い過ぎか。
彼らにとっても、我々にとっても、非常に重要で普段の有意義な公演の中でも特に、特別である。
髪型的に暑い暑いと、頭を横に物凄い勢いで振り回し、言っていました。キノコだからね、仕方ないね。
後半にかけて、おばさんはどんどんと目頭を熱くさせて行きました。左の友人に察せられていました。
しわくちゃな顔で、ボロボロと涙を垂れ流しつつ、最後の曲を一緒に歌ったときには、胸が一杯で、これがインディーズバンドの輝かしいスタートになるのかと思うと息ができなかったです。
よく考えたら生命の危機でしたね。ライブハウスの空気の薄さはご周知の通りです。
何よりも楽しめた、この一言に尽きます。
あの35分間で、一生残しておきたいような光景を作り出してくれたSHE'Sには感謝の言葉しかございません。
- アーティスト: SHE'S
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2016/06/08
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
ライブが終わったあと、左右を見たら目を真っ赤にしてる人がかなりいました。
皆さん涙をぬぐいながら、幸せを噛み締めつつグッズに並んでいました。
想像するとちょっとシュールなのですが、好きなものを共有できるのは良い時間だな、と実感します。
色んな時間と人に感謝の言葉に尽きるサカスプの楽しみ方でした。
また来年も、素敵なサカスプになるといいなぁ。