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雑食レビュー

そこらへんにいる大学生です

フィギュアスケートファンに伝えたい!漫画"スピナマラダ!"の魅力

マンガ大賞』という漫画賞を知っている人は少なくないはず。

"岳 みんなの山"、"ちはやふる"、"テルマエ・ロマエ"などなど。

多く存在する漫画賞の中でも、名作を選び抜く実績のある漫画賞だ。

今年選ばれたのは"ゴールデンカムイ"という作品。残念ながら陳腐な語彙力しかないので「とにかく面白いです」としか言いようがない。

みんな読んでね!!!!

この作品を作り上げた作者、野田サトル先生が連載前に描いていた作品が

スピナマラダ!

である。

ゴールデンカムイとは一風違った、スポーツ青春物語だ。

私が最初に伝えたいことは、
スピナマラダ!はアイスホッケーのスポーツ漫画であること。

主人公はフィギュアスケートの才能を持っていて、それを存分に生かす漫画である
ということだ。

全6巻なのだが、一冊一冊にフィギュアスケートファンが唸ってしまうようなシーンがたくさん盛り込まれている。

というかこんなタイトルにしてしまって、こんなことを言うのはどうかと思うが
スポーツ漫画に心動かされたことのある人間は、いつの間にか6巻分を読破してしまっていると思う。


主人公の名前は白川 朗。
元々はフィギュアスケート選手であり、全日本ジュニアではSPで1位になっている。(そのあとキスクラで事件を起こし失格となったのはさておき)

アイスホッケー漫画にも関わらず、フィギュアスケートの描写も大変細かく正確で最初フィギュアスケート漫画が始まるのかと思ってしまった。
野田サトル先生の取材力にあっぱれだ。

この漫画で一番大切な事が、"主人公はフィギュアスケートを好きでない"ということだ。
才能に恵まれたが、好きにはなれない。

ロウの母親はそんなこと大切でないと回想シーンで言っているが、
それが本当であるかどうかはどの選手の自伝を読んでみても分かりきっていることだ。


次に私がこの漫画を薦める理由は、主人公ロウの破天荒さだ。

高校生になったロウの試合での無茶苦茶さと言ったら、プルシェンコの伝説のEX、Sex Bombもびっくりだ。

アイスホッケーの靴で試合中にトリプルアクセルした日には「おいおいもうやめろ!やめるんだ!」とハラハラしてしまう。

高校生がアイスホッケー中にフィギュアスケートの動きを軸に相手を惑わせながら攻めていく。これが主人公の特技だ。書いてる自分でもよくわからなくなってきた。

他にも、あの未だに許されない某赤ぬこネタなど、楽しめる要素がたくさん盛り込まれている。


これはフィギュアスケートとは関係ないが、スピナマラダ!の魅力はキャラクターにもある。

主人公と会って早々指の臭いを嗅ぐ監督や

主人公に恋する巨人兵や

よくわからないが存在感の凄い教官など

強い個性がひしめき合う漫画であることも伝えておきたい。



私は、この漫画が6巻で終わることが大変残念だ。

魅力的で、どこまでも膨らませられるこの物語がたった6巻で終わっているのが本当に不思議である。


そんな様々な気持ちからこの漫画をオススメした。というかこのブログを開設した。

4月から重版がされているので、今がチャンスだ!!!

春である!!!

スピナマラダ! 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

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